講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
9月1日(月)~ 録画配信 YouTube |
挨拶 |
横山 彰 本学 学長 |
9月1日(月)~ 録画配信 YouTube |
行政説明 |
厚生労働省社会・援護局 地域福祉課 地域共生社会推進室 室長 |
9月1日(月)~ 録画配信 YouTube |
アドバンスト・コース 「居住支援と包括的支援体制」 |
井上 由起子 本学専門職大学院 教授 瀧脇 憲 本学専門職大学院 特任准教授 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
共通前半① 9月5日(金) 18:00~19:30 |
包括的支援体制をどう実現するか |
宮本 太郎 氏
中央大学法学部 教授 |
共通前半② 9月10日(水) 18:00~20:00 |
地域共生社会を志向した世代を超えた第三の居場所づくり~コミュニティカフェが地域拠点として機能するための運営について~ |
倉持 香苗 本学社会福祉学部 准教授 |
共通前半③ 9月17日(水) 18:00~19:30 |
地域共生社会の実現に向けた重層的支援体制整備事業の取組み~官民共同で行う包括的な相談支援と、まちづくり分野を巻き込んだ体制づくり~ |
矢澤 秀樹 氏 社会福祉法人 伊那市社会福祉協議会 業務課長 |
共通前半④ 9月26日(金) 18:00~19:30 |
包括的支援体制から考える災害時対応とその効果 |
北川 進 本学専門職大学院 講師 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
こども家庭支援① 10月1日(水) 18:00~19:30 |
こどもまんなか社会とはじめの100か月の育ちビジョンの意義 |
有村 大士 本学社会福祉学部 教授 |
こども家庭支援② 10月8日(水) 18:00~19:30 |
「仲間」との「支え合い」を創る:産後ケア・デイサービス集団型による共生社会の実現 |
宇野 耕司 本学社会福祉学部 准教授 |
こども家庭支援③ 10月15日(水) 18:00~19:30 |
乳幼児期からのダイバーシティ&インクルージョン:共生社会の実現に向けて |
松井 剛太 氏 香川大学教育学部 准教授 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
障害者支援① 10月3日(金) 18:00~19:30 |
地域生活支援拠点等コーディネーターの役割ー地域生活支援拠点等機能強化加算の活用をどう進めるかー |
曽根 直樹 本学社会事業研究所 客員教授 |
障害者支援② 10月17日(金) 18:00~19:30 |
常勤専従コーディネーターの実践報告~緊急時対応に備えるために~ |
玉虫 信貴 氏 埼葛北地区 地域生活支援拠点オリーバ コーディネーター |
障害者支援③ 10月24日(金) 18:00~19:30 |
地域生活支援拠点等コーディネーター配置のための課題~自治体における現状~ |
山元 裕紀 氏 常滑市福祉部福祉課 田島 雅子 氏 とこなめ障がい者相談支援センター |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
高齢者支援① 10月10日(金) 18:00~19:30 |
認知症基本法 新しい認知症観(仮) |
下垣 光 本学社会福祉学部 教授 |
高齢者支援② 10月22日(水) 18:00~19:30 |
「認知症基本法」を踏まえた自治体での取り組みについて |
田中 信太郎 氏 川崎市健康福祉局 地域包括ケア推進室 係長 |
高齢者支援③ 11月5日(水) 18:00~19:30 |
認知症ケアから未来を育む挑戦~つながりを活かした“地域家族”という発想~ |
永島 徹 本学専門職大学院 特任准教授 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
共通後半① 11月14日(金) 18:00~19:30 |
地域アセスメントと地域支援 |
菱沼 幹男 本学社会福祉学部 教授 |
共通後半② 11月19日(水) 18:00~19:30 |
これからの包括的支援体制の構築に向けて 受講生グループディスカッション |
北川 進 本学専門職大学院 講師 |
共通後半③ 12月5日(金) 18:00~19:30 |
パネルディスカッション |
本学本研修参加教員
|
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
11月7日(金) 18:00~19:30 |
視覚障害者の職業問題の歴史的変遷とそこで岩橋武夫が果たした役割
|
本間 律子 氏 本学学長室 学外研究員 社会福祉法人 聖明福祉協会 会長秘書 |
11月26日(水) 18:00~19:30 |
地域共生社会をどうつくるか ー地域包括ケアの経験から |
服部 真治 氏 日本能率協会総合研究所 福祉・医療・労働政策研究部 主幹研究員 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
講義内容 |
講師 |
|
---|---|---|
11月28日(金) 18:00~19:30 |
つながり ささえあい かわぐち~地域づくりを基盤に据えた重層の取り組み~ |
北倉 洋 氏 川口市福祉総務課 参事 石川 哲也 氏 川口市障害福祉課 課長補佐 渡辺 恭子 氏 川口市福祉総務課 主査 |
見出し |
○
紹介文や説明文などを記入してください
|
×
紹介文や説明文などを記入してください
|
― 長崎県佐世保市の推しは?
池田茂則さん(佐世保市社会福祉協議会 事務局次長):佐世保市北部の吉井町というところにある福井洞窟という史跡が、学術的価値が高く、いわゆる国宝級といわれていて、国内でも最古の特別史跡に指定される見込みです。また、佐世保の海の、九十九島(くじゅうくしま)という大小の島々が並んでいる中に、黒島(くろしま)というところがあります。佐世保港からフェリーで50分くらいの有人島です。現在も島民の8割がキリスト教徒で、黒島教会という大変綺麗な教会がありますが、潜伏キリシタンの島と言われています。キリスト教関連遺産ということで、島全体が世界遺産に認定されています。(追記:福井洞窟は、2024年10月11日に国指定の特別史跡として指定されました。)
― 佐世保市社協さんの取り組みをご紹介ください。
池田さん:黒島はサービスが少なく、内海離島だといっても過言ではないため、マンパワーを養成することが地域の課題でした。島民と、医師・保健師などの専門職と、長崎大学と社協とでラウンドテーブルでディスカッションし計画等を立てました。実践の一つが教会の信徒会館で開いた「ハッピーカフェ」です。そこで、介護技術や福祉の知識を学んだ地域のリーダー9名を中心に、カフェとか食事サービスが始まりました。
― 2023年度厚生労働省委託オンライン総合研修を受講されたきっかけは?
永安健太さん(佐世保市社会福祉協議会 地域福祉課):池田次長から、どうだろうかというお話しがあったのが最初です。
池田さん:2022年から佐世保市社協は、市から重層的支援体制整備事業※の移行準備事業※を受託し、多機関協働事業をやっていたんです。地域づくりとなると、地域福祉課の職員が研修を受講すべきだという考えですすめました。2023年度から(地域福祉活動計画の)第4期計画がスタートしていますが、2022年度は計画策定していたところでございまして、佐世保市社協の重点プロジェクトとして重層的支援体制の整備を掲げていましたので、受講をお願いしました。
池田さん:日本社会事業大学の主催ということ、著名な先生方が講師をされているということ、研修の仕組みが良いこと、が理由です。研修の仕組みというのは、研修が5時以降の時間帯であること、オンライン化されているということです。また、3か月の長期プログラムですので、グループディスカッションなどで、他機関・多職種の方々と知り合い、人的なネットワークが広がるのでは、という期待もありました。
永安さん:5時以降の研修の仕組みは、私の生活スタイルでは、受けやすかったです。通常業務が終わった後に集中する時間が確保できたこと、職場のパソコンから参加できたことがよかったです。
― オンライン研修を受講される前と後とでなにかご自身に変化がありましたか?
永安さん:私は地域福祉課の地域福祉係に所属しており、地域づくりや福祉教育等を担当しています。研修で重層的支援体制整備事業について学ぶ中で「やっぱり個別支援で困りごとがスタートなんだ」と気づきました。困っている方々が生活しやすいサービスが重要で、その次に予防的対策としての地域づくり。この順番が大事だということがわかりました。例えて言うなら、何を植えるか分かっていない中で畑を耕している状態だったのかと。
― オンライン研修を受講されたメリットを教えてください。
永安さん:佐世保市社協でいうと、相談部門と地域福祉課が連携を密にとって、自分が担当しているエリアにあるニーズを把握してから事業を組み立てていくということをやっていきたいと思うようになりました。 また、全国の受講生さんと出会ったことが大きいです。新しい地域福祉活動計画を作る時期でしたので、他の受講生さんとつながったことで情報収集ができました。別のことでも個別に情報収集ができたことは、仕事を進めるうえで非常に役立ちました。
― 池田さんは、永安さんの変化に気づかれていましたか?
池田さん:地域福祉課の事業や業務にどのような法的な根拠があるのか、将来的にどういう目標があって、今の段階でどういう動きをすればいいのか、ということが分かってきた感じがあり、業務の質というところで、変化があったと感じています。
― 最後に、こういう研修なら職員を派遣したいというアイデアを教えてください。
池田さん:福祉分野は新たな政策とか制度改正が頻繁にありますので、法改正に基づく政策的な研修なら派遣したいです。一方で、座学だけではなく市町村のフィールドに出向いて、そこを題材として一時的に活動する、よその職員と交流する、というような研修があれば活用したいと思っています。
― 貴重な受講体験談をお聞かせくださり、ありがとうございました。